カジノに必勝法なんてあるのか。
そう思うかもしれませんが、負けにくい賭け方や、勝ったときに大きく勝つ賭け方を用いる事で、勝率を上げる事や、獲得金額を上げる事ができます。
また、長い目で見れば非常に負けにくい=勝ちやすい賭け方も存在しているのです。
今回ご紹介するのはグランマーチンゲール法と言う賭け方です。
カジノでいわゆる必勝法と言われる賭け方にマーチンゲール法というものがあります。
これは、負けたときには前回の倍額をかけ続ける、俗に倍々ゲームとも言われる賭け方です。
グランマーチンゲール法はその倍々ゲームに、更に追加で一定の賭け金を上乗せする方法です。
グランマーチンゲール法の仕組み
初回が$1、上乗せが毎回$1とすると下の図のようになります。

負けたときには、前回のベット額を2倍した金額に、プラスαの金額を上乗せします。
上記の図で解説すると、
1回目 $1.00
2回目 $1.00×2+$1.00 となり、$1.00倍の$2.00に上乗せの$1.00を足して、$3.00が賭け金となります。
この賭け方の特徴は、一度でも勝てばそれまでの負けを取り戻し、上乗せのプラスαの金額×勝つまでの連敗回数分の勝ち金を得る事ができることです。
例えば上乗せが1回$5.00で、3連敗した後、4戦目で勝った場合は

$5.00×3(勝つまでの連敗回数)=$15.00を獲得することが出来るのです。
プラスαの無い倍々ゲームで勝った場合には、初回ベットと同じ金額しか勝てませんが、プラスαを上乗せすることで、勝った時により多く勝てるのがこのグランマーチンゲール法なのです。
注意点は、資金が無限でない限り負けてしまうことはある点と、ベット金額の上限まで賭けてしまったらもう取り返せない点です。
グランマーチンゲール法を実践
説明だけではわかりにくいと思いますので、エルドアカジノのライブルーレットで実際にやってみました。
1ゲーム目

1G目、黒に賭けました。
賭け金は¥100です。エルドアカジノは日本円で賭けられるのでわかりやすいです。

2ゲーム目

2G目、もう1度黒に賭けます。
1G目で¥100負けていたので倍の¥200にプラスαの¥100を足して¥300です。
黒固定で賭けますが特に賭ける方はどちらでも問題ありません。

赤の36でした。
2G連杯で¥400負けです。
3ゲーム目

3G目、同様に¥300の倍額に¥100を足して¥700を賭けます。
賭けるのは黒で固定しています。

赤の21でした。
ここまでの負け金額は¥1100です。
4ゲーム目

4G目、¥700の倍に¥100を足して¥1500です。
段々賭け金が大きくなってきました。

また赤です。
2分の1ですから連続することもあります。
ここまでの負け金額は¥2600になりました。
5ゲーム目

5G目、やはり同じように先程の¥1500の倍額に¥100を足して¥3100。
このあたりからは連敗すると賭け金が大きくなり始めます。
しかしまた赤の3でした。
これで負け金額は¥5700です。
6ゲーム目
6G目、同様に¥3100の倍額に¥100を足して¥6300です。
画面右の履歴を見ても真っ赤です。

なんとここでも赤が出てしまいました。
これで負け金額は¥12000です。
その後も赤は出続け、この6回後になってやっと黒が出ました。
6ゲーム目以降
この頃には資金が無くなってしまいました。
遂に赤に残金をかけようとしましたが、もう勝っても取り返せないのでやめました。
最初の赤1からの結果は、
赤の1、36、21、18、3、14、19、1、1、7、7で11回連続全て赤でした。
こうなってしまうと勝率の高いと言われているグランマーチンゲール法でも負けてしまいます。
8連敗で¥50200負けでした。
口惜しいので2分の1の結果が連続する確率を計算してみると・・・
8連敗する確率は0.391%です。
今回はその後11連続赤でしたがその確率は0.049%です。
8連敗の確率は0.391%、256分の1ですが、これがどのくらいの確率かと言うと・・・
年収2000万円以上の人の割合が0.46%ですので、道でたまたますれ違った人が年収2000万円以上である確率よりもずっと低い現象です。※2015年国税庁調査より
11連敗の0.049%、2048分の1の場合には・・・
血液型がRHマイナスのAB型の人が2000人に1人と言われています。
今回のように非常に低い確率の結果が出てしまうこともあります。
しかし、逆に考えれば256回中255回は8連敗しません。
勝率は非常に高い賭け方と言えるでしょう。
また、今回のような場合でも資金が十分にあり、賭け金に上限が無ければ確実に勝てる方法と言えます。
問題は資金がなくなってしまって次回のゲームが続行できなくなる事なのです。
グランマーチンゲールを実践して分かったメリット
次は、グランマーチンゲールを実践して分かったメリットを紹介します。
一発逆転が見込める
今回の検証では資金がショートしてしまいましたが、どこかで勝てていれば負け分を取り返せる可能性がありました。
連敗してもどこかで勝てば、一発逆転が見込める魅力的な手法と言えるでしょう。
単純勝率は高い
グランマーチンゲール手法は、最終的に勝てれば利益となるので単純勝率は高いです。
今回は負けが込んでしまいましたが、ここまで負けるのは珍しいと言えるでしょう。
グランマーチンゲールを実践して分かったデメリット
次は、グランマーチンゲールを実践して分かったデメリットを紹介します。
資金ショートの恐れがある
今回のように連敗で資金がショートする可能性は否めません。
そのため、賭け金の上限や許容範囲は自身で決めて置くと良いでしょう。
必然的に賭け金が大きくなる
先ほどのデメリットと被る面もありますが、連敗時の賭け金は大きくなるので、必然的にリスクも上昇します。
また、勝ちパターンというよりは負けた時の手法であるため、ある意味では守り型の手法とも考えていいでしょう。
グランマーチンゲール法の実践まとめ
今回は、グランマーチンゲール法の実践を紹介してきました。
最後に要点をまとめます。
- マーチンゲールよりもプラスの収益が見込める
- 負け金額+α勝負していく方法
- 単純勝率は高く一発逆転が見込める
- 資金ショートの恐れがあるので注意
- 最初は少額からスタートさせるのがおすすめ
- 連敗して資金を失う可能性があるので、辞め時も肝心

上の図のように、グランマーチンゲール法は、マーチンゲール法と同じく非常に勝率が高い反面、連敗が続くと賭け金が巨大になってしまうデメリットがあります。
しかし、プラスαの部分で勝った時の利益が増える為、マーチンゲール法と比較すると長期的に見てより勝ちやすい賭け方ともなっているのです。
今回負けてしまったことはとても悲しいですが、必ず勝てるという保証がないことがわかり、いい教訓になりました。
皆さんは資金がなくならないように上手にコントロールして下さい。

ネットカジノジャパンでは初心者の方でもオンラインカジノを安心して始めることができるよう、おすすめのオンラインカジノサイトをランキング形式で紹介しています。
最新の「ランキングページ」をご覧ください。