この頁ではオンラインカジノの必勝法と呼ばれている『モンテカルロ法』を紹介します。
この必勝法の名前の由来は、カジノで有名なヨーロッパのモナコ公国、モンテカルロにあったカジノを破産まで追い込んだ必勝法だと言われています。
ひとつのカジノを破産させてしまうほどの力がモンテカルロ法にはあるのでしょうか?
本記事では、カジノ破産に追い込んだ伝説とも言えるモンテカルロ法について、実践形式で詳しく解説をしていきます。
モンテカルロ法とは?
似た部類のマネーシステムにマーチンゲール法やココモ法があるのですが、マーチンゲール法やココモ法は一度のゲームで一発逆転を狙うタイプの賭け方です。
これらの投資法はリターンが大きい分、リスクもそれ相応の額となります。
それとは異なりモンテカルロ法は徐々に負けを取り返していく賭け方だと覚えておきましょう。
負けが続いてしまった場合にも、賭け金を増やして勝負をしかける種類の投資法ではないため、安心して実践でも使用できます。
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モンテカルロ法のやり方
まず紙とペンを用意するか、エクセルを開いてください。
そして初回は1・2・3と数字を書いて、1つの数列を作ります。
数列の両端の数字を足した金額が、今回賭ける金額となっています。
初回の場合は左端が1、右端が3なので1+3で賭ける金額は4となります。
4というのは単位を表していますので、資金に余裕がある方は1単位を$10としても$50としてもかまいません。
今回はわかりやすいように単位は$1で話を進めていきます。
数列の数字は負けた時に増え、勝った時には減っていきます。
負けた時に数列の右端に前回賭けた金額と同じ単位の数字を記入します。
最初から連敗が続いた場合には、「1・2・3・4・5・6・・・」のように+1の数字が増えていくだけですが、連敗後に勝利して、その後負けた場合には「2・3・5・7・9」のように不規則な数列に変わっていきます。
勝利した場合には、2倍ゲームの時には数列の両端の数字を1つずつ消していきます。
「1・2・3・4・5」の数列のゲームで勝利した場合には次回の数列は「2・3・4」になります。
2倍配当ゲームの場合

3倍配当ゲームの場合
3倍のゲームで勝利した場合には、両端の数字を2つずつ消してください。
1・2・3・4・5」の数列のゲームで勝利した場合には次回の数列は「3」だけになります。
下図は3倍配当ゲームの時のモンテカルロ法を図で表したものです。

初めにこの必勝法は1度勝利しただけでは終わらない場合があると紹介しました。
2倍配当ゲームや3倍配当ゲームではそこまで長く連敗することは少ないので、1セットが延々と続くということにはなりにくいです。
モンテカルロ法の実践例
ここまでモンテカルロ法のやり方について説明してきましたが、実際に使ってみた場合の有効性はどうなのでしょうか。
2倍配当ゲームと3倍配当ゲームについて、それぞれゲーム回数20回目以降に必勝法が終了したタイミングまで繰り返してプレイすることでモンテカルロ法の有効性を検証してみました。
2倍配当ゲーム
まずは2倍配当ゲームです。
テーブルゲームの王道とも言えるバカラです。
今回は検証なので、全てバンカーにベットしてモンテカルロ法を使用してみました。
1ゲーム目
初回の賭け金額は「1・2・3」の数列の両端の数字を合計した4$です。
初回から勝利することができました。
この場合には「1・2・3」の数列の両端数字を消して「2」しか残らないのでもう1度最初から必勝法をやり直します。

2ゲーム目
2回目のゲームですが、初回ゲームで勝利したので賭け金額は再び4$です。
またもや勝利してしまいました。
もちろん勝つのは嬉しいのですが、試行回数が多くならないと必勝法の有効性が検証できないのでなるべく勝ったり負けたりを繰り返したいですね。
3ゲーム目以降
その後20ゲームを繰り返し、20回目のゲームでちょうど必勝法が終了するタイミングだったので、統計をとりました。
下図は20回のゲーム結果になります。

また20回のゲーム中12回で勝利していることもあり、トータルがマイナスになることもなく順調に勝利金が積み重なっていきました。
3倍配当ゲーム
続いて3倍配当ゲームで有効性を検証してみました。

ルーレットのダズンベットを使用して、3倍配当ゲームでのモンテカルロ法の有効性を検証してみます。
ベットエリア中央部の15から22までの数字が出た場合に3倍の配当が得られる2ND-12エリアにベットし続けます。
1ゲーム目
初回のベット金額は2倍配当ゲームの時と同じく$4です。
またもや初回ゲームから勝利です。
2ゲーム目
3倍配当ゲームの勝利時には両端から2つずつ数字を消すので、「1・2・3」だと消す数字が足りず、必勝法が1セット終了となります。

再び初回の$4賭けから必勝法をスタートします。
今回は34が出て負けました。
この調子で勝ち負けを順当に繰り返した場合にどうなるかというのが知りたかったのでちょうどよかったです。
3ゲーム目

3ゲーム目は$5のベットになります。

3が出て負けました。
どんどん必勝法を続けていきます。
4ゲーム目以降
この調子で必勝法を続けていき、21ゲーム目でちょうど必勝法が終了したのでこのタイミングで検証を終わりました。
下図は21ゲーム終了時までの結果です。

最大連敗数は5連敗で、最大賭け金は21ゲーム目の$12です。
モンテカルロ法のメリット
次は、モンテカルロ法を実践して分かったメリットを解説します。
マイナスをプラスに変換する力がある
ここまで見ていただければ分かるように、モンテカルロ法のメリットは、まさにマイナスをプラスへと変換する底力です。
さきほどの表でも説明した通り、3倍配当のゲームでは8ゲーム中2回の勝利でもマイナスをプラスへと変換することができたため、より実践向き投資法だと言えます。

上記プレイ画像にもある通り、27ドルまで負けはしましたが、243ドルの配当にありつくこともできます。
数列を消せばゲームが完了するシンプルさ
数列がひとつ残る、または数字がすべて消えた場合は、必ずプラスでゲームが終えるようになっているため、このあたりもモンテカルロ法が長く支持されている要因ともいえるでしょう。
数列が消える→ゲーム完了となるので、仕組み自体はとてもシンプルです。
賭け金額が跳ね上がることがない
モンテカルロ法では、数列ごとに賭ける金額が調整されますが、決して高額ベットをするものではないです。
リスクの低い金額でコツコツと利益を積み上げていきます。
安定した勝利が見込める
実践でお伝えしたように、どのゲームでも堅実に右肩上がりの収支となっている事が分かります。
カジノでは大損しない事と同じように、しっかりと利益を出す事が重要となるので、初心者の方でもぜひ実践をしてほしい手法です。
モンテカルロ法のデメリット
次は、モンテカルロ法を実践して分かったデメリットを紹介します。
記録用具を必要とするのでリアルカジノには向いていない
モンテカルロ法は、複雑な数列を用いるので、頭だけの処理では追いつかないです。
そのため、常に記録用具を持って臨む必要があります。
2倍ゲームでは1セットの勝利で得られる金額が小さい
今回はありませんでしたが、2倍配当ゲームでは1セット終了時にそのセットの収支がマイナスになっている場合もあり得ます。
2倍配当ゲームでの実践では、大きな利益が見込めないケースも多いので注意しましょう。
数列計算が難しい
表にするとデメリットと感じにくいですが、数列の計算が頭の中ではなかなか難しい点が挙げられます。
不可能ではないですが、計算間違いなどを起こさないためにもメモ書きで計算したほうが良いです。
長期戦になりやすい
デメリットと感じる方がいるとするならば、モンテカルロ法は長期戦になりやすい特徴があるので、一発で決めたいというギャンブラーには向かない投資法です。
表でも分かる通り、数回に負けたマイナス分をじわじわと気長にプレイしながら取り返していくカメさん投資法です。
ウサギさんのように猛スピードで一発逆転を狙うのであれば、別の攻撃的な手法を使う必要があります。
早い段階で数列が消えたらプラスの収支になりにくい
すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、モンテカルロ法を使う場合に、早い段階で数列が消えてしまった場合には、あまりプラスの収益にはつながらないことがあります。
そもそもモンテカルロ法の利点は、負けが続きある程度のマイナスが出てしまったときにこそ効果を発揮します。
モンテカルロ法を使うならどのゲーム?
モンテカルロ法は前述した通り、配当が2倍または3倍ゲームで効果を発揮すると説明させていただきました。
もっとも効果を発揮するゲームとしては、ルーレットのカラムベットやダズンベットが有効です。

バカラやルーレットの赤黒でも効果を発揮しますが、やはりもっとも効果的なのは3倍配当のゲームです。
そして、最後にモンテカルロ法を使う上での注意点をご紹介します。
あまり欠点の見られない投資法ではありますが、物理的に限界はあります。
それは資金切れです。各プレイヤーの予算には限界があり、あまりにも連敗が続いてしまうとモンテカルロ法を使う前に資金が底を尽きてしまう可能性があります。
オンラインカジノに限ったことではありませんが、ギャンブルを行う際は余裕のある資金から使える分だけを考えて使いましょう。
これは賭け金の限界のことですが、モンテカルロ法で挽回できる賭け金の額がマックスベットを超えてしまっている場合は、もちろんモンテカルロ法は使えません。
せっかくの投資法も水の泡になってしまうため、自分の資金とマックスベットには要注意です。
モンテカルロ法のまとめ
今回は、モンテカルロ法の実践を紹介しました。
最後に要点をまとめます。
- 実践前には記録用具を用意しておくことが必須
- 2倍配当では見込める利益額が小さい
- どのゲームでも右肩上がりの成績になる可能性が高い
- リアルカジノではなく、オンラインカジノ向き
- 徐々に負けを取り返していく賭け方
- 数列の両端を足した数字を賭け金としてプレイする
- 数字がなくなったときに終わり(勝ち越し)を意味する
- 負け分をプラス収支に変える投資法
- ルールが複雑のため、メモをしながら勝負する事がおすすめ
- ルーレットのカラムベットやダズンベットが有効
- 安定した利益が見込めるおすすめの手法
ルールこそ複雑ですが、長期戦では効果を発揮する手法です。
まずは数列の仕組みに慣れるまで練習をするか、覚えるまでメモをして実践をするようにしましょう。
もし最近オンラインカジノでなかなか勝てない・・・とお悩みでしたらモンテカルロ法を試してみるのもいいと思います。
まだまだカジノ必勝法と呼ばれる投資法はたくさんありますので、いずれご紹介しようと思います。

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