こちらでは、ポーカーの種類と、種類ごとのルールや特徴について解説します。
オンラインカジノのライブカジノやテーブルゲームのポーカー、およびオンラインポーカーと、さまざまなポーカーを紹介。ポーカーの種類についても、詳しく解説しています。
ポーカーの基礎知識

ポーカーはトランプを使って遊ぶゲームです。カードを組み合わせて強い役を作ったら勝ちとなります。
ラスベガスなどのランドカジノでは、プレイヤーVSプレイヤーでポーカーを行い、一番強い役を作った人が、集められた全てのチップを獲得できます。
ネット上で世界中のプレイヤーと勝負できるオンラインポーカーも同様に、プレイヤーVSプレイヤーとの勝負です。
なお、オンラインカジノで遊ぶポーカーは少し異なり、プレイヤーVSディーラーで勝負します。
また、ポーカー自体にも種類がたくさんあり、種類によって配られるカードの枚数などのルールの違いがあることも特徴です。

ポーカーの種類

ポーカーは、細かく分けると100種類を超えるほど多種類あります。それらの違いは、カードの配り方、ベットアクションの回数など、さまざまです。
多種類あるポーカーを大きく分類すると、4つに分けることができます。
- フロップ・ポーカー
- スタッド・ポーカー
- ドロー・ポーカー(クローズド・ポーカー)
- その他ポーカー
また、ランドカジノで遊ぶポーカー、オンラインポーカー、オンラインカジノで遊ぶライブカジノのポーカーやテーブルゲームのポーカーなど、遊ぶ場所によってもルールが異なります。
フロップ・ポーカー
フロップ・ポーカーは、「ホールデムポーカー」も呼ばれている種類のポーカーです。
近年カジノでは、このフロップ・ポーカーが主流となっています。
各プレイヤーに配られるホールカードと、テーブルの真ん中に置かれる全プレイヤー共通のコミュニティカードの中から5枚のカードを使い、強い役を完成させることが特徴。カードの交換はありません。
なお、フロップ・ポーカーを大きく分類すると、下記の5種類に分けることができます。
- ライブテキサスホールデムポーカー
- テキサスホールデムポーカー
- ライブカジノホールデムポーカー
- オマハホールデムポーカー
- ライブスリーカードポーカー
各フロップ・ポーカーについて解説します。
ライブテキサスホールデムポーカー

ゲーム名 | EXTREME TEXAS HOLD’EM(エクストリームテキサスホールデムポーカー) |
プロバイダ | Evolution |
遊べるオンラインカジノ | エルドアカジノ、ライブカジノハウスなど、他多数 |
オンラインカジノで遊ぶライブカジノのテキサスホールデムポーカーは、プレイヤーVSディーラーの勝負です。
ランドカジノやオンラインポーカーは、プレイヤーVSプレイヤーで戦います。しかし、オンラインカジノのライブカジノゲームのポーカーは、プレイヤーVSディーラーという構図になることが大きな違いです。
- プレイヤーVSディーラー
- ホールカード2枚、コミュニティカード5枚から5つのカードで役を作る
- カード交換なし
- ベットアクションは3回
- ディーラーがノットクオリファイになることはない
- ゲームの参加費として、アンティベットをする
- 最初にプレイヤーとディーラーに2枚ずつホールカードが配られる
- 【フロップラウンド】アンティベットの2倍分をベットして「プレイ」、もしくはアンティベット額を捨ててゲームを降参する「フォールド」のいずれかを選択する
- コミュニティカード3枚が配れれる
- 【ターンラウンド】アンティベットと同額をベットする「プレイ」、もしくは賭けを保留する「チェック」のいずれかを選択する
- コミュニティカード4枚目が配れる
- 【リバーラウンド】アンティベットと同額をベットする「プレイ」、もしくは賭けを保留する「チェック」のいずれかを選択する

テキサスホールデムポーカー

ゲーム名 | TEXAS HOLD’EM(テキサスホールデムポーカー) |
プロバイダ | Onetouch |
遊べるオンラインカジノ | カジ旅、ビットカジノなど、他多数 |
画像参考:ポーカースターズ
ゲーム名 | TEXAS HOLD’EM(テキサスホールデム) |
遊べるオンラインカジノ | ポーカースターズ |
オンラインカジノで遊べるテキサスホールデムポーカーは、『ライブカジノゲーム』『テーブルゲーム』『オンラインポーカー』の3種類です。
ライブカジノは、本物のディーラーと勝負するので、本場カジノに近い感覚でポーカーを楽しみたい人に向いています。
テーブルゲームは、マイペースに考えながらポーカーを楽しみたい人におすすめです。
一方で、オンラインポーカーは、プレイヤーVSプレイヤーでの勝負。本場カジノに近い感覚でポーカーを楽しみたい人に向いています。
- ライブカジノとテーブルゲームはプレイヤーVSディーラー、オンラインポーカーとランドカジノはプレイヤーVSプレイヤー
- ホールカード2枚、コミュニティカード5枚から5つのカードで役を作る
- カード交換なし
- ベットアクションは3回
- ディーラーがノットクオリファイになることはない
- ゲームの参加費として、アンティベットをする
- 最初に(プレイヤーとディーラー、もしくは全プレイヤーに)2枚ずつホールカードが配られる
- 【フロップラウンド】アンティベットの2倍分をベットして「プレイ」、もしくはアンティベット額を捨ててゲームを降参する「フォールド」のいずれかを選択する
- コミュニティカード3枚が配れれる
- 【ターンラウンド】アンティベットと同額をベットする「プレイ」、もしくは賭けを保留する「チェック」のいずれかを選択する
- コミュニティカード4枚目が配れる
- 【リバーラウンド】アンティベットと同額をベットする「プレイ」、もしくは賭けを保留する「チェック」のいずれかを選択する

ライブカジノホールデムポーカー

ゲーム名 | Casino Hold’em(カジノホールデム) |
プロバイダ | Playtech |
遊べるオンラインカジノ | エルドアカジノ、ラッキーニッキーなど、他多数 |
上の画像はPlaytech社のライブカジノのカジノホールデムですが、他にEvolution社のカジノホールデムも有名です。
- プレイヤーVSディーラー
- ホールカード2枚、コミュニティカード5枚から5つのカードで役を作る
- カード交換なし
- ベットアクションは1回(コミュニティカード3枚が配られた時点でベット)
- ディーラーは4のワンペア以上ができないと勝負できない(ノットクオリファイになる)
- ディーラーがノットクオリファイになったら、プレイヤーは役に関係なく勝利
- ゲームの参加費として、アンティベットをする
- 最初に(プレイヤーとディーラー、もしくは全プレイヤーに)2枚ずつホールカードが配られる
- コミュニティカードが3枚配られる
- 【ベットアクション】アンティベットの2倍分をベットして「プレイ」、もしくはアンティベット額を捨ててゲームを降参する「フォールド」のいずれかを選択する
- コミュニティカードが2枚追加されるので、手札と合わせて最も強い役を作って勝負する

オマハホールデムポーカー

ゲーム名 | Omaha Hold’em Poker(オマハホールデムポーカー) |
遊べるオンラインカジノ | ポーカースターズ |
オマハホールデムポーカーは、各プレイヤーに手札を4枚配ることが大きな特徴です。
プレイヤーに配るカードの枚数が違うこと以外は、テキサスホールデムポーカー(オンラインポーカーバージョン)とルールはほとんど同じ。手札が多いので、より強い役が成立しやすいです。
なお、オンラインカジノでは取り扱いがなく、ポーカースターズで遊べるオンラインポーカーなら取り扱いがあります。
- プレイヤーVSプレイヤー
- 各プレイヤーに手札4枚、コミュニティカード5枚が配られる
- ホールカードから2枚、コミュニティカードから3枚を必ず選び、強い役を作る
- カード交換はなし
- ベットアクションは4回
- オンラインカジノのライブカジノやテーブルゲームにはなく、ポーカースターズで遊べるオンラインポーカーならオマハホールデムポーカーの取り扱いがある
- ディーラーポジションを決定する
- ブラインドベットをする(ゲームの参加費)
- 【プリフロップラウンド】各プレイヤーに4枚ずつのホールカードが配られる→レイズ、コール、フォールドのいずれかのベットアクション
- 【フロップラウンド】全プレイヤー共有のコミュニティカードが3枚、中央に置かれる→ベットアクション
- 【ターンラウンド】共有のコミュニティカードが1枚追加される→ベットアクション
- 【リバーラウンド】共有のコミュニティカードがさらに1枚追加される→ベットアクション
- ショーダウン(結果確定)

ライブスリーカードポーカー

ゲーム名 | Triple Poker(トリプルカードポーカー) |
プロバイダ | Evolution |
遊べるオンラインカジノ | エルドアカジノ、ベラジョンカジノなど、他多数 |
上の画像はEvolution社のライブカジノのスリーカードポーカー「トリプルカードポーカー」です。
ライブカジノやテーブルゲームで、スリーカードポーカーが遊べます。テーブルゲームの場合は、例えばエルドアカジノで遊べるHABANERO社の「Three Card Poker」などがあります。
オンラインカジノのライブカジノやテーブルゲームで遊べるスリーカードポーカーは、ディーラーとプレイヤーに配るカードが3枚ずつであることが特徴です。
- プレイヤーVSディーラー
- ディーラーとプレイヤーにカードが3枚ずつ配られる(ディーラーのカードは伏せられている)
- カードの交換なし
- ディーラーのノットクオリファイあり
- ベットアクションは1回
- サイドベット(3+3ボーナス)の配当が高い
- フラッシュができやすくストレートができにくいので、フラッシュよりもストレートのほうが強い役となることが、カード5枚で役を作るポーカーとの違い
- アンティベットをする(ゲームの参加費)、必要ならサイドベットも行う
- 3枚のカードが配られる
- 「プレイ」「フォールド」のベットアクションを行う
- ディーラーのカード3枚がオープンとなり、結果確定

スタッド・ポーカー
スタッド・ポーカーは「オープンポーカー」とも呼ばれている種類のポーカーです。
対ディーラーの場合、ディーラのカードの一部がオープンになっていることが特徴。手札の交換はありません。
また、スタッドポーカーの中にもさまざまな種類があります。
- クールシュベルポーカー
- ライブスタッドポーカー
- セブンカードスタッドポーカー
- ライブカリビアンスタッドポーカー
- カリビアンスタッドポーカー
- オアシスポーカー
- シンガポールスタッドポーカー
各スタッド・ポーカーについて解説します。
クールシュベルポーカー

ゲーム名 | Courchevel Poker(クールシュベルポーカー) |
遊べるオンラインカジノ | ポーカースターズ |
クールシュベルポーカーは、オンラインカジノのライブカジノやテーブルゲームでは取り扱いがありません。
オンラインポーカーが遊べるポーカースターズなら、プレイできます。
なお、クールシュベルポーカーは、ポーカー上級者向けです。
- プレイヤーVSプレイヤー
- ホールカードが5枚、コミュニティカードが5枚配られる
- ホールカードから2枚、コミュニティカードから3枚を選んで、強い役を作る
- ベットアクションは4回
- カードの交換はなし
- 手札が多く、強い役を成立させやすい
- ディーラーポジションを決定する
- ブラインドベットをする(ゲームの参加費)
- 【プリフロップラウンド】各プレイヤーにホールカードが5枚ずつ、全プレイヤー共有のコミュニティカードが1枚配られる→レイズ、コール、フォールドのいずれかのベットアクション
- 【フロップラウンド】全プレイヤー共有のコミュニティカードが2枚追加される→ベットアクション
- 【ターンラウンド】共有のコミュニティカードが1枚追加される→ベットアクション
- 【リバーラウンド】共有のコミュニティカードがさらに1枚追加される→ベットアクション
- ショーダウン(結果確定)

ライブスタッドポーカー

ゲーム名 | Casino Stud Porker(カジノスタッドポーカー) |
プロバイダ | Playtech |
遊べるオンラインカジノ | エルドアカジノ、ラッキーニッキーなど、他多数 |
上の画像は、オンラインカジノのライブカジノで遊べるPlaytech社の「Casino Stud Poker」です。
ライブカジノなので、プレイヤーVSディーラーとの勝負。
カジノスタッドポーカーには、ジャックポット機能が付いています。
- プレイヤーVSディーラー
- プレイヤーとディーラーに5枚ずつカードが配られる
- コミュニティカードはない
- ジャックポットベットがある
- 「5+1」というサイドベットがある
- ベットアクションは1回
- ディーラーはエースキング以上のハイカードでないと勝負をしないノットクオリファイルールがある
- アンティベット(ゲームの参加費)、必要であればサイドベット
- 5枚ずつカードが配られる(ディーラーのカードは1枚のみオープン)
- 「コール」か「フォールド」のベットアクション
- 結果確定

セブンカードスタッドポーカー

ゲーム名 | Seven Card Stud Poker(セブンカードスタッドポーカー) |
遊べるオンラインカジノ | ポーカースターズ |
セブンカードスタッドポーカーは、オンラインカジノのライブカジノやテーブルゲームでは取り扱いがありません。
遊べる場所は、オンラインポーカーができるポーカースターズです。
- プレイヤーVSプレイヤー
- 参加プレイヤーにそれぞれ7枚ずつカードを配る
- 7枚のカードから5枚を選んで強い役を作る
- コミュニティカードはない
- ベット額の単位が固定される
- ベットアクションは5回
- アンティベット(ゲームの参加費)、必要であればサイドベット
- 【サードストリート】各プレイヤーに3枚ずつのカードが配られ、そのうち1枚は表向き、2枚は伏せられている→「コール」「フォールド」のベットアクション
- 【フォースストリート】プレイヤーのカードが表向きで1枚追加される→ベットアクション
- 【フィフスストリート】プレイヤーのカードが表向きで1枚追加される→ベットアクション
- 【シックスストリート】プレイヤーのカードが表向きで1枚追加される→ベットアクション
- 【セブンストリート】プレイヤーのカードが伏せた状態で1枚追加される→ベットアクション
- フォールドしなかったプレイヤー全員で、カードをオープン。最も強い役を揃えていたプレイヤーが勝ち

ライブカリビアンスタッドポーカー

ゲーム名 | Caribbran Stud Porker(カリビアンスタッドポーカー) |
プロバイダ | Evolution |
遊べるオンラインカジノ | ビットカジノ、カジ旅など、他多数 |
上の画像は、オンラインカジノで遊べるEvolution社のライブカジノ「カリビアンスタッドポーカー」です。
ライブカジノなので、ディーラーと勝負します。カリビアンスタッドポーカーは、ゲームの結果が出るまでがスピーディーなポーカーです。
- プレイヤーVSディーラー
- プレイヤーとディーラーに配られた5枚のカードのみで役を競う(プレイヤーは5枚全て表向き、ディーラーは1枚のみ表向き4枚は裏向きにカードが配られる)
- カードの交換やコミュニティカード、追加カードはない
- ベットアクションは1回
- ディーラーはエースとキングを備えたハイカード以上の役が成立しないと勝負できないノットクオリファイルールがある→プレイヤーが自動的に勝ちになる
- サイドベット(5+1)で高配当も狙える
- アンティベット(ゲームの参加費)、必要であればサイドベット
- 5枚ずつカードが配られる(プレイヤーは5枚全て表向き、ディーラーは1枚のみ表向き)
- 「プレイ」もしくは「フォールド」のベットアクション
- ディーラーのカードがすべてオープンになり、結果確定
https://pashamon.jp/caribbean-stud-poker/
カリビアンスタッドポーカー

ゲーム名 | Caribbean Stud(カリビアンスタッド) |
プロバイダ | Habanero |
遊べるオンラインカジノ | エルドアカジノ、ミスティーノなど |
上の画像は、オンラインカジノのテーブルゲームで遊べるカリビアンスタッドポーカーです。
Habanero社でテーブルゲームのカリビアンスタッドポーカーがリリースされています。
- プレイヤーVSディーラー(テーブルゲームはコンピューターが相手)
- 最初に配られた5枚のカードのみで役を競う(相手は1枚のみオープン、4枚は伏せられている)
- カードの交換やコミュニティカード、追加カードはない
- ベットアクションは1回
- ディーラーはエースとキングを備えたハイカード以上の役が成立しないと勝負できないノットクオリファイルールがある→プレイヤーが自動的に勝ちになる
- アンティベット(ゲームの参加費)
- 5枚ずつカードが配られる(プレイヤーは5枚全て表向き、ディーラーは1枚のみ表向き)
- 「プレイ」もしくは「フォールド」のベットアクション
- ディーラーのカードがすべてオープンになり、結果確定

オアシスポーカー

ゲーム名 | Oasis Poker(オアシスポーカー) |
プロバイダ | Betsoft |
遊べるオンラインカジノ | エルドアカジノなど |
上の画像は、オンラインカジノで遊べるBetsoft社のテーブルゲームです。
オアシスポーカーが遊べるオンラインカジノは限られています。
- 5枚のカードで強い役を競う、コミュニティカードはない
- カードの交換ができる
- カード交換の際に投じたコストには配当が発生しない
- ベットアクションは1回
- ディーラーはエースキング以上の役がないとノットクオリファイとなる→プレイヤーが自動的に勝ち
- アンティベット(ゲームの参加費)
- ディーラーとプレイヤーにそれぞれ5枚ずつカードが配られる(プレイヤーは表向きに5枚、ディーラーは1枚が表向き、4枚が裏向き)
- 最大5枚までカードを交換できる(交換なしもOK)
- 「レイズ」か「フォールド」のベットアクション
- ディーラーのカードが全てオープンになり、結果確定

シンガポールスタッドポーカー

ゲーム名 | Casino Stud Poker(カジノスタッドポーカー) |
プロバイダ | Play’n GO |
遊べるオンラインカジノ | エルドアカジノ、賭けっ子リンリンなど |
シンガポールスタッドポーカーは、前述しているライブスタッドポーカーとルールはほとんど同じです。
オンラインカジノには、「シンガポールスタッドポーカー」という名では提供されていませんが、先に紹介しているPlaytechの『Carribbean Stud Poker』やPlay’n GOの『Casino Stud Poker』がシンガポールスタッドポーカーに該当します
- 5枚のカードで強い役を競う
- コミュニティーカードはなし、カードの交換なし、追加カードなし
- ベットアクションは1回
- ディーラーはエースキング以上の役を揃えていないとノットクオリファイとなり、勝負できない→プレイヤーが自動的に勝ち
- ジャックポットベットがある
- アンティベット(ゲームの参加費)、必要であればジャックポットベットもする
- プレイヤーとディーラーにカードが5枚ずつ配られる(プレイヤーは5枚表向き、ディーラーは1枚表向き、4枚裏向き)
- コールもしくはフォールドのベットアクション
- ディーラーのカードが全てオープンになり、結果確定

ドロー・ポーカー(クローズド・ポーカー)
ドローポーカーは、各プレイヤーにカードが伏せられた状態で配られることが特徴なので、「クローズド・ポーカー」とも呼ばれています。
数あるポーカーの中でも歴史が長く、日本人になじみがあるのがドローポーカーです。
他のプレイヤーにカードが見られないことと、コミュニティーカードがないこと、カードの交換があることが、主な特徴です。
そして、ドローポーカーの中にも種類があります。
- ファイブカードドローポーカー
- トリプルポーカー
2種類のドローポーカーについて解説します。
ファイブカードドローポーカー

ゲーム名 | Five Card Draw(ファイブカードドロー) |
遊べるオンラインカジノ | ポーカースターズ |
ファイブカードドローポーカーは、オンラインカジノのライブカジノやテーブルゲームでは取り扱いがありません。
しかし、オンラインポーカーができるポーカースターズなら、ファイブドローポーカーが遊べます。
- 各プレイヤーに5枚ずつカードを配る(他のプレイヤーには見えない)
- コミュニティカードはない
- ベットアクションは2回
- 1度カードの交換あり(新しいカードを引く枚数に制限はないので交換なし~5枚全て交換もあり)
- アンティベットをする(ゲームの参加費)
- ディーラーポジションを決める
- ディーラーボタンの左側の人(SB)、SBの左側の人(BB)は、ブラインドベット=強制ベットをする
- カードが5枚ずつ配られる
- 「コール」「レイズ」「フォールド」のベットアクション
- カードを交換する(交換なし~最大5枚)
- 2回目のベットアクション
- ショーダウン:カードをオープンにして結果確定

トリプルドローポーカー
画像参考:ポーカースターズ
ゲーム名 | 2-7 (デューストゥーセブン) トリプルドロー |
遊べるオンラインカジノ | ポーカースターズ |
トリプルドローポーカーは、オンラインカジノのライブカジノやテーブルゲームでは取り扱いがありません。
オンラインポーカーができるポーカースターズなら、取り扱いがあります。
トリプルドローポーカーは、通常のポーカーとは、役の強さやカードの強さが逆転する変わったポーカーです。
ルールが複雑になるので、ポーカー上級者向きです。
- 通常のポーカーでは一番弱い役が『勝ち』となる変わったルール
- 最高位がハイカード、最低位がロイヤルフラッシュ
- カードの強さはAが最弱、2が最強
- 最高のハンドは同じマークでも同じ色でもない「2-3-4-5-7」の5枚
- ベットアクションは4回
- カードを引くドローラウンドは3回(ベットしたらドロー)
- アンティベットをする(ゲームの参加費)
- ディーラーポジションを決める
- 参加プレイヤーに5枚ずつカードを配る(他のプレイヤーのカードは見えない)
- ビッグブラインドの左のプレイヤーから「コール」「レイズ」「フォールド」のベットアクション
- カードを引く1回目のドローラウンド
- 2回目のベットアクション
- 2回目のドローラウンド
- 3回目のベットアクション
- 3回目のドローラウンド
- 4回目のベットアクション
- ショーダウン:カードがオープンとなり結果確定

その他ポーカー
前述した3種類のポーカー「フロップ・ポーカー」「スタッド・ポーカー」「ドロー・ポーカー(クローズド・ポーカー)」のどれにも属さないポーカーもあります。
その他のポーカーとして、下記の3種類のポーカーを紹介します。
- フォーチュンパイゴウポーカー
- パイゴウポーカー
- レットイットライド
1つずつルールや遊び方を解説します。
フォーチュンパイゴウポーカー

ゲーム名 | Fortune Pai Gow Poker(フォーチュンパイゴウポーカー) |
遊べるオンラインカジノ | なし |
現在、フォーチュンパイゴウポーカーが遊べるオンラインカジノはありません。
以前は、SG(Scientific Games)社がテーブルゲームのフォーチュンパイゴウポーカーをリリースしており、ネットベットカジノなどで遊べましたが、現在は取り扱いがないです。
ランドカジノに行くと、フォーチュンパイゴウポーカーで遊べる可能性があります。
- ジョーカーを含めた53枚のカードを使う→ジョーカーはワイルドカードとして使える
- 最初に配られる7枚のカードを、5枚のカードで作るハイハンド、2枚のカードで作るローハンドに分ける
- パイゴウポーカー独自の役がある
- ハイハンドとローハンド双方で勝利する必要がある
- ディーラーとプレイヤーの役が同じ「コピーハンド」になった場合はディーラーの勝ち
- フォーチュンボーナスの配当が最大で8000:1(セブンカードストレートフラッシュ)
- ベットをする、必要であればサイドベットも
- プレイヤーとディーラーに7枚ずつカードが配られる(ディーラーのカードは全て裏向き)
- ローハンドとハイハンドに分ける
- ディーラーのカードがすべてオープンになり、結果確定
https://pashamon.jp/fortunepaigow/
パイゴウポーカー

ゲーム名 | Pai Gow Poker(パイゴウポーカー) |
プロバイダ | Play’n GO |
遊べるオンラインカジノ | チェリーカジノなど |
パイゴウポーカーも、遊べるオンラインカジノは限られています。
以前はライブカジノでも取り扱いがありましたが、現在は取り扱いがなくなり、テーブルゲームのパイゴウポーカーも、ほとんどのオンラインカジノで取り扱いがありません。
チェリーカジノではPlay’n GOのパイゴウポーカーがありますが、(2022年5月の時点で)エラー画面になるため、後に取り扱いがなくなる可能性もあります。
なお、ルールは前述した「フォーチュンパイゴウポーカー」とほとんど同じです。
- ジョーカーを含めた53枚のカードを使う→ジョーカーはワイルドカードとして使える
- 最初に配られる7枚のカードを、5枚のカードで作るハイハンド、2枚のカードで作るローハンドに分ける
- パイゴウポーカー独自の役がある
- ハイハンドとローハンド双方で勝利する必要がある
- ディーラーとプレイヤーの役が同じ「コピーハンド」になった場合はディーラーの勝ち
- ベットをする、必要であればサイドベットも
- プレイヤーとディーラーに7枚ずつカードが配られる(ディーラーのカードは全て裏向き)
- ローハンドとハイハンドに分ける
- ディーラーのカードがすべてオープンになり、結果確定

レットイットライド

ゲーム名 | Let It Ride Poker(レットイットライド) |
遊べるオンラインカジノ | なし |
レットイットライドも、現在は取り扱っているオンラインカジノがありません。
ランドカジノ、もしくはオンラインゲームやアプリなどで、レットイットライドで遊べる可能性があります。
- ホールカード3枚、コミュニティカード2枚を使用する
- 5枚のカードを組み合わせて10のワンペア以上の役が完成していれば配当獲得
- アクションは2回
- ベット(「$」「2」「1」という3つのゾーンにそれぞれチップを置く)
- ホールカード3枚が表向きに、コミュニティカード2枚が裏向きに配られる
- 「Let It Ride」か「Pull It Back」いずれかのアクションをする
- コミュニティカード1枚が表向きになる
- 「Let It Ride」か「Pull It Back」いずれかのアクションをする
- コミュニティカードがすべてオープンになり、結果確定
https://pashamon.jp/letitride/
オンラインカジノポーカーの攻略法
さいごに、オンラインカジノのポーカーの攻略法を紹介します。
オンラインカジノのライブカジノやテーブルゲームで遊べる「フロップ・ポーカー(ホールデムポーカー)」や「スタッド・ポーカー」、もしくはオンラインポーカーで遊ぶ場合に、攻略法をお役立てください。
ポーカーの役の強さ、カードの強さを知る


A > K > Q > J > 10 > 9 > 8 > 7 > 6 > 5 > 4 > 3 > 2
アクションについて理解する
ベット | チップを賭ける |
コール | 前にベットしたプレイヤーと同額を賭ける |
レイズ | 前にベットしたプレイヤーの倍以上を賭ける (一般的には倍以上を賭けますが、テーブルによってルールが違う) |
リレイズ | ラウンド内の2回目以降のレイズのことで、直前のプレイヤーのレイズ額の倍以上を賭ける |
オールイン | 手持ちのチップをすべて賭けること (コールの金額に満たなくても、オールインをすれば勝負に参加できる) |
チェック | ベットせずに次のプレイヤーに回す、パスをする (※そのラウンドで先にベットしたプレイヤーがいる場合はチェックできないので注意) |
フォールド | ゲームから降りる、負けが確定する |
強いカードを手にしていたら勝負する
強気なアクション:「コール」「レイズ」など
フロップ・ポーカー(ホールデムポーカー)のようにコミュニティカードと合わせて強い役を作る場合、手札に「A」や「K」といった強いカードがあれば、勝負するのが基本です。
たとえハイカードでも、強いカードを持っていれば、コミュニティカードと合わせて強い役を作れる可能性があります。
役が揃っていない、かつカードが弱いときは降りる
弱気なアクション:「チェック」「フォールド」
こちらも、コミュニティカードと合わせて役を作るタイプのポーカーの場合です。
最初に配られたカードで役が揃っておらず、かつカードが弱いときには、ゲームを降りたほうがよいでしょう。
あと1枚でフラッシュやストレートなどの強い役を作れる場合は、ゲームを降りずに勝負に出るのもおすすめ。
ディーラーが作れる役も予測しながら、勝負するか、ゲームを降りるかを選択しましょう。
オンラインポーカーのまとめ
オンラインカジノで遊ぶなら、フロップ・ポーカー(ホールデムポーカー)、もしくはスタッド・ポーカーがおすすめです。これらは、ライブカジノやテーブルゲームで取り扱いがあります。
一方で、ドローポーカーやその他のポーカーは、オンラインカジノのライブカジノやテーブルゲームでは取り扱いがありません。
ドローポーカーで遊びたい場合は、オンラインポーカーができるポーカースターズなどを利用しましょう。
- フロップ・ポーカー(ホールデムポーカー):コミュニティカードとあわせて役を作る、オンラインカジノでも人気が高い
- スタッド・ポーカー:相手のカードが一部表向きになっていることと、コミュニティカードがないことが特徴、オンラインカジノでも人気が高い
- ドロー・ポーカー(クローズド・ポーカー):相手のカードが裏向きで見えないこと、コミュニティカードがないことが特徴、オンラインカジノにはなく、オンラインポーカーで取り扱いがある
- その他ポーカー:その他にも変わったルールのポーカーがある、変わったポーカーはオンラインカジノで取り扱いがないことが多い

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