ピラミッド法、またの名をダランベール法と呼ばれる今回の投資法は、オンラインカジノで遊ぶ上で欠かせない投資法のひとつとされています。
名前の由来はフランスの数学者であるダランベールから付けられました。
マーチンゲール法と人気を二分しており、投資スタイルは賭ける金額を調整しながらプレイすることで最終的に勝ちへ近づける手法です。
今回はピラミッド法の特長や実践ではどのように使用していくのかを中心に解説していきます。
ピラミッド法とは?
ピラミッド法は、勝敗の確立が五分五分で、なおかつ配当が2倍のゲームで使用するともっとも効果を発揮します。
まず始めにベットする金額を決めていくのですが、これは任意の金額で構いません。
しかし、ピラミッド法の特性として、大きく負けることはないが大きく勝つこともないため、あまり最初の設定金額を高めにすることはオススメしません。
ピラミッド法の実践例
では、ここで実際にピラミッド法を使用した実践例を紹介していきます。
まずピラミッド法の賭け方ですが、最初に設定した金額を10ドルとします。
10ドルをベースに考えた場合、1ゲーム目では10ドルを賭けるのですが、その勝敗によって次ゲームでいくら賭けるのかが変わります。
1ゲーム目で勝った場合には、2ゲーム目では1ドルを減らした9ドルを賭けます。
そして、9ドルを賭けた2ゲーム目で負けた場合には、また1ドルを増やし10ドルでプレイします。
つまり、勝ったら1ドルを減らし、負けたら1ドルを増やすというのがピラミッド法の賭け方です。
勝ち負けによって賭け金を増やしたり減らしたりしながら、最終的にはプラスの収益にもっていこうというのがピラミッド法のスタイルです。
具体的にプレイ画像を交えながら解説していきます。
まずは表からご覧ください。

見ていただくと分かるのですが、勝ったら1ドル減らし、負けたら1ドル増やすという流れが見てとれます。
ちなみに、最初の設定金額を1ドルでプレイした場合、仮に勝った場合でも次のゲームでは賭け金を減らせないので同じく1ドルでプレイすることになります。
1ゲーム目
まずは、1ゲーム目です。

上記プレイ画像でもある通り、1ゲーム目では設定した金額である1ドルを「赤」に賭けました。
結果も「赤」だったため、見事に2ドルの払い出しとなります。
1ゲーム目で勝利しましたが、最初の設定金額が1ドルのため、1ドル減らすことができず2ゲーム目も1ドルでプレイします。
これで累計損益は+1ドルとなり、さっそくプラスでの好発進となりました。
1ゲーム目の累計損益+1ドル
しかし、そうはうまくいきません。
2ゲーム目
次は、2ゲーム目です。

2ゲーム目も1ゲーム目と同様に1ドルを「赤」に賭けました。
結果は「黒」だったため、1ゲーム目で獲得した+1ドルを失ってしまいました。
これで累計損益は0ドルとなり、また0からのスタートです。
2ゲーム目の累計損益±0ドル
しかし、ピラミッド法はここからです。
3ゲーム目
3ゲーム目をスタートします。

3ゲーム目でもこりずに「赤」に賭け金である2ドルを賭けます。
結果は「黒」だったため、いよいよ累計損益は-2ドルとなってしまいました。
3ゲーム目の累計損益-2ドル
このように負けたときのリスクが低いのもピラミッド法の良さと言えるでしょう。
しかし、まだ諦めません。
4ゲーム目
続いて4ゲーム目です。

続いても「赤」に賭け金である3ドルを賭けます。
だんだん負けが続き賭け金が増えてくるのが分かります。
結果も「赤」で6ドルの収益となり、累計損益は+1ドルへと逆転に成功しました。
4ゲーム目の累計損益+1ドル
分かりやすく「赤」に連続して賭けていますが、みなさんは「赤」と「黒」を交互に賭けても問題ありません。
5ゲーム目
続いて5ゲーム目です。

さきほどのゲームで勝ったため、賭け金は3ドルから2ドルへと変更します。
同じく「赤」に2ドルを賭け、見事に勝ったため払い戻しが4ドルとなります。
これで累計損益は+3ドルとなりました。
5ゲーム目の累計損益+3ドル
このように、勝ったら次ゲームで賭け金を減らし、負けたら賭け金を増やしていくのがピラミッド法です。
ピラミッド法の特長
前述した実践解説にもありますが、大きな特長は無理なくプラスの収益を重ねていける点にあります。
爆発的なプラスの収益を生み出すパワーはありませんが、その分負けたときのリスクが最小限に抑えられているため、初心者でも使いやすい投資法と言えます。
極端に賭け金が増えることもなく、設定金額が1ドルであれば、1ドル単位で変動していくため安心です。
また、1ゲームから4ゲームまでを見ていただくと分かるのですが、4戦した中で2勝2敗という結果ですが、+1ドルで勝ち越しているのが分かりますでしょうか?
どの投資法でいくのか迷ってしまうという方には、ぜひオススメしたい戦略のひとつです。
ピラミッド法のメリット
次に、ピラミッド法のメリットを紹介します。
賭け金が精神的に優しい
ピラミッド法は、賭け金が急に大きく増えるようなことがないため、精神的にも優しい投資法です。
設定金額が1ドルであれば、1ドル増えるのか減るのかと計算しやすく、資金管理がしやすいというオマケつきです。
利益を守りながら攻める
リスクの少ない投資法であるため、一度手に入れた収益をなかなか手放さないという特長もあります。
つまり、賭け金が大きく増えることがないので、負けたときの損失が少ないということになります。
また、損失が少ないため、一度の負けですべてを失うようなことにもならず、数回の負けには耐えられるタフさも持ち合わせています。
ピラミッド法のデメリット
次は、ピラミッド法のデメリットです。
使用する方は、具体的なデメリットも把握しておきましょう。
勝ち負けが交互に続くと利益が出にくい
決定的なデメリットとして挙げられるのが、勝ちと負けが交互に続くと利益が出づらい点にあります。
こちらも表にしてみました。

ご覧のように、勝ちと負けが続いてしまうと、賭け金自体が増えていかないため、0ドルを軸としてプラスとマイナスを行き来するような収益となります。
大きな利益は出しにくい
ピラミッド法は資金制限をしながら賭けていくので、大きな収益が見込めるものではないです。
リスクを充分に取りながら高額配当を狙う手法に比べると、資金の増加率は低いと言えるでしょう。
ピラミッド法が使えるゲーム
プレイ画像にもある通り、ピラミッド法は「赤」や「黒」を選択する勝率50%配当2倍のルーレットに向いています。
「赤」や「黒」だけではなく、「ハイ」か「ロー」を選択する2択や「奇数」か「偶数」を選択する2択もあるため、ルーレットだけでも選択肢はさまざまです。

また、勝つか負けるかのブラックジャックでも効果を発揮するため、積極的にピラミッド法を使用してみることをオススメします。
ピラミッド法まとめ
今回は、リスク管理を徹底した手法であるピラミッド法を紹介してきました。
最後に要点をまとめます。
- ゲームの勝敗によって掛け金を変えていく手法
- 勝ったら1ドルを減らし、負けたら1ドルを増やす
- 利益を確保しながら勝負できる
- 一度に高額配当を見込める手法ではない
- 最初は少額からスタートさせるのがおすすめ
- 配当2倍で勝率五分のゲームで効果を発揮する
ピラミッド法はシンプルな手法のため、初心者の方にもおすすめの投資法です。
少ない掛け金で勝負するので、利益確保をしつつコツコツと利益を出したい方におすすめと言えるでしょう。

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