「わらしべ長者法」とは、日本の昔話にある「わらしべ長者」をベースとして生み出されたルーレットの投資法です。
「わらしべ長者」といえば、貧しい者がわらを元手に物々交換を行っていき、最終的には大金持ちになるという物語ですよね。
今回紹介するわらしべ長者法も、少ない資金から始め、最終的には大きな利益を手にすることが可能な夢のある必勝法です。
わらしべ長者法とは?
少ない資金が大きな利益となる「わらしべ長者法」ですが、そんな夢物語のような投資法があるのでしょうか。
わらしべ長者法は、ルーレットを利用した6個のステップを順番に進め、それらをすべてクリアすると20ドル(1単位1ドルの場合)が144ドルに増えます。
もちろん、毎回成功するわけではありませんが、各ステップの賭け方はシステム化されており、初心者の方でもゲーム感覚で楽しめる点がメリットといえます。
わらしべ長者法を使った賭け方
ここからは、わらしべ長者法の賭け方を解説します。
わらしべ長者法の使い方と手順
わらしべ長者法では、まず最初に20単位の資金が必要です。失敗した場合でも、20単位以上の資金を失うことはありません。
1単位あたりの賭け金を決めたら、以下の6つのステップを順番に行います。
- ダブルストリートベット
- ダズンベット
- コーナーベット
- ストリートベット
- スプリットベット
- ストレートベット
① ダブル・ストリート・ベット(6倍配当)
ダブルストリートベットとは、画像のように2列6個の数字に賭ける方法です。
- まず、20単位の資金を5分割し、5ヶ所のダブルストリートへ4単位ずつを賭けます。
- 0~37の数字の30個をカバーすることになるため、勝率は約81%です。
- 的中時の配当は6倍なので、4 x 6 = 24単位が払い戻されて4単位のプラスになります。
- 運悪く外れた場合は、20単位の損失がでます。
賭け方 | ダブルストリートベット |
勝率 | 約81% |
賭け金 | 20 |
利益 | 4 |
累計資金 | 24 |
負けた場合はステップ1を繰り返し、勝ったらステップ2へ進みます。
② ダズン・ベット(3倍配当)
ステップ2では、12点賭けのダズンベットを使います。
- 2ヶ所のダズンへ12単位ずつを賭けます。
- 24個の数字をカバーするので、勝率は約65%です。
- 的中時の配当は3倍なので、12 x 3 = 36単位が払い戻されます。
- 外れた場合は、初期資金の20単位と先ほどの4単位の利益がなくなります。
賭け方 | ダブルストリートベット |
勝率 | 約65% |
賭け金 | 24 |
利益 | 12 |
累計資金 | 36 |
負けた場合はステップ1へ戻り、勝ったらステップ3へ進みます。
③ コーナー・ベット(9倍配当)
ステップ3のコーナーベットは、画像のように4つの数字をカバーする賭け方で、的中すると9倍配当がつきます。
- 6ヶ所のコーナーベットへ6単位ずつを賭けます。
- 24個の数字をカバーするので、勝率は約65%です。
- 的中時の配当は9倍なので、6 x 9 = 54単位が払い戻されます。
- 外れた場合は、初期資金の20単位とここまでの利益がなくなります。
賭け方 | コーナーベット |
勝率 | 約65% |
賭け金 | 36 |
利益 | 18 |
累計資金 | 54 |
負けた場合はステップ1へ戻り、勝ったらステップ3へ進みます。
④ ストリート・ベット(12倍配当)
1ゲーム目ではダブルストリートベットで賭けましたが、ステップ4ではストリートベットを使います。ストリートベットは、画像のように3つの数字に賭ける方法です。
- 9ヶ所のストリートベットへ6単位ずつを賭けます。
- 27個の数字をカバーするので、勝率は約73%です。
- 的中時の配当は12倍なので、6 x 12 = 72単位が払い戻されます。
- 外れた場合は、初期資金の20単位とここまでの利益がなくなります。
賭け方 | ストリートベット |
勝率 | 約73% |
賭け金 | 54 |
利益 | 18 |
累計資金 | 72 |
負けた場合はステップ1へ戻り、勝ったらステップ3へ進みます。
⑤ スプリット・ベット(18倍配当)
ステップ5のスプリットベットは、画像のように2つの数字に賭ける方法で、的中すると18倍配当がつきます。ここまでで資金を大きく増やすことができたので、多くの数字をカバーすることが可能になります。
- 14ヶ所のストリートベットへ5単位ずつ、1ヶ所だけ2単位を賭けます。
- 30個の数字をカバーするので、勝率は約81%です。
- 的中時の配当は12倍なので、5単位が当たれば 5 x 18 = 90単位、2単位が当たれば 2 x 18 = 36単位が払い戻されます。
- 外れた場合は、初期資金の20単位とここまでの利益がなくなります。
賭け方 | スプリットベット |
勝率 | 約81% |
賭け金 | 72 |
利益 | 5単位が当たると18、2単位が当たると-36 |
累計資金 | 90 or 36 |
負けた場合、2単位が当たった場合はステップ1へ戻り、勝ったらステップ3へ進みます。
2単位が当たった場合の累計資金は36単位で、ステップ2が終わったときと同じなので、ステップ3から初めてもかまいません。
⑥ ストレート・アップ(36倍配当)
いよいよ最後のステップ6です。ここまでで、手元には90単位がありますが、これをストレートベット(1点賭け)に使います。
- 22ヶ所のストリートベットへ4単位ずつ、2ヶ所だけ1単位を賭けます。
- 24個の数字をカバーするので、勝率は約65%です。
- 的中時の配当は36倍なので、4単位が当たれば 4 x 36 = 144単位、1単位が当たれば 1 x 36 = 36単位が払い戻されます。
- 外れた場合は、初期資金の20単位とここまでの利益がなくなります。
賭け方 | ストレートベット |
勝率 | 約65% |
賭け金 | 90 |
利益 | 4単位が当たると54、2単位が当たると-54 |
累計資金 | 144 or 36 |
これでわらしべ長者法の6ステップが完了です。
ステップ | 勝率 | 達成率 |
1 | 約81% | |
2 | 約65% | 約53% |
3 | 約65% | 約35% |
4 | 約73% | 約25% |
5 | 約81% | 約21% |
6 | 約65% | 約14% |
わらしべ長者法のシミュレーション例
わらしべ長者法の賭け方が分かったところで、さっそく実践してみましょう。
最初に20単位の資金を用意するのですが、ここでは分かりやすいように1ドルに設定しました。
まずは、1ゲーム目です。
20ドルを4ドルずつ5ヶ所にストリート・ベットで賭けます。
順当に勝利して、24ドルが払い戻されました。
利益は4ドルなので、累計損益は+4ドルになります。
2ゲーム目は12ドルずつダズン・ベットで2ヶ所に賭けます。

勝利しましたので、36ドルが払い戻されました。
これで累計損益は+16ドルになります。
3ゲーム目はコーナーベットで6ドルずつ6ヶ所に賭けます。

見事的中したので、9倍配当の54ドルが払い戻されました。
これで累計損益は+34ドルになりました。
着々と利益が積み重なってきています。
現在の資金は54ドルなので、これを6ドルずつ9ヶ所にストリート・ベットで賭けます。
「1」から「3」(1st~12)に賭けている箇所が的中したため、12倍配当の72ドルが払い戻されました。
これで累計損益は+52ドルになりました。
現在の資金は72ドルなので、スプリットベットで5ドルずつ14ヶ所、1ヶ所だけ2ドルで賭けます。

結果は「赤の18」だったので、「15・18」に賭けていた箇所が的中しました。
配当は18倍ですので、これで90ドルが払い戻されました。
累計損益は+70ドルとなり、いよいよ大台が見えてきました。
6ゲーム目はストレート・ベットで4ドルを22ヶ所、1ドルを2ヶ所に賭けます。

結果は4ドルを賭けた「黒の33」だったので、4ドルの36倍配当、144ドルが払い戻されました。
初期資金が20ドルだったので、累計損益は+124ドルでフィニッシュです。
まさに「わらしべ長者」の名にふさわしい投資法ですね。
わらしべ長者法のメリット
わらしべ長者法のメリットは以下になります。
- リスク限定(20単位)で資金を大きく増やせる(144単位)
- 各ステップ成功時に勝ち逃げできる
- 賭け方がシステム化されている
各メリットについて詳しく解説します。
リスク限定(20単位)で資金を大きく増やせる(144単位)
わらしべ長者法は、失敗しても20単位以上の損失が出ることはありません。それに対して、6ステップをクリアした時の利益は144単位と7倍以上に増やすことが可能です。
一般的な投資法は、連敗すると賭け金を上げるため破産とテーブルリミットという2つのリスクを考慮する必要があるのですが、わらしべ長者法なら気軽にチャレンジできる点がメリットです。
各ステップ成功時に勝ち逃げできる
わらしべ長者法は6ステップで資金を増やす投資法ですが、各ステップは独立しているため、すべてのステップをこなす必要はありません。「資金を3倍程度に増やしたい」「20単位分増やせたら、一度リセットして挑戦したい」といったように、プレイヤー自身で多様な戦略が可能です。
各ステップの勝率が高い
わらしべ長者法の、各ステップごとの勝率はこのようになっています。
賭け方 | 勝率 | |
ステップ1 | ダブルストリートベット | 約81% |
ステップ2 | ダズンベット | 約65% |
ステップ3 | コーナーベット | 約65% |
ステップ4 | ストリートベット | 約73% |
ステップ5 | スプリットベット | 約81% |
ステップ6 | ストレートベット | 約65% |
すべてのステップで勝率50%を大きく上回っているため、ステップごとの勝率はかなり高い点が特徴です。6連勝は難しくても、3連勝前後で利確して細かく利益を増やしていくのもいいでしょう。。
わらしべ長者法のデメリット
わらしべ長者法のデメリットは、以下になります。
- 1敗すればすべての利益と初期投資金を失う
- 賭け方や手順を間違えると勝っても利益が出ない
各デメリットについて詳しく解説します。
1敗すればすべての利益と初期投資金を失う
わらしべ長者法は、各ステップで払い戻されたチップをすべて次のゲームに使うスタイルを取っています。
そのため、6ステップ中で1敗でもすれば利益はもちろん、初期投資金20単位を失ってしまいます。
たとえ5勝1敗でも、負けは許されません。その分、成功したときのリターンが大きいので仕方ないのですが「せっかく連勝したんだから、利益を残しておきたい」という人は、途中で勝ち逃げすることをオススメします。
賭け方や手順を間違えると勝っても利益が出ない
わらしべ長者法は、各ステップで賭け方、賭け金の単位が決まっています。賭け方や手順などを間違えると「せっかく勝ったのにマイナスになってしまった」ということにもなりかねません。
賭け方などを完璧に覚えてから使うようにしてください。
わらしべ長者法が使えるゲーム
「わらしべ長者法」はルーレットで使用できる投資法です。ルーレットには、「0」が1つのヨーロピアンルーレットと「0」が2つのアメリカンルーレットがありますが、必ずヨーロピアンルーレットで実践するようにしてください。


アメリカンルーレットは「0」「00」があるため、勝率が下がってしまいます。
わらしべ長者法のまとめ
今回は、少ない資金で大勝ちを狙えるわらしべ長者法を紹介してきました。最後に要点をまとめます。
- 6連勝で20単位から144単位へ資金を増やせる
- 各ステップの勝率が高く勝ち逃げも可能
- 1敗すると初期投資金と利益をすべて失う
- ゲーム感覚で楽しめる
- 賭け方や手順を間違えると勝っても利益が出ない

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