WYBWYPシステムは、以前ご紹介した31システム投資法を簡略化させた投資法で、勝率が約80%あり、効率よく利益を増やしていけるマネーシステムです。

WYBWYPシステムという名前は、「What you bet is What you profit.(あなたがどれだけの利益を得られるのかはあなたがどう賭けるのかで決まる)」という文章の頭文字をとって付けられました。
今回は、WYBWYPシステムの賭け方やメリット・デメリットなどを分かりやすく解説します。
WYBWYPシステムとは
WYBWYPシステムは、ルーレットの3倍配当(ダズンベット、カラムベット)を利用した賭け方で、一度でも勝利できればその時点で利益を確定させることができます。
ダズンベットは、
- 「1」から「12」までをひとつの枠として賭けていく「1st12」
- 「13」から「24」までをひとつの枠として賭けていく「2nd12」
- 「25」から「36」までをひとつの枠として賭けていく「3rd12」
の3種類があります。

カラムベットは、
- 上段にある「3」「6」「9」「12」「15」「18」「21」「24」「27」「30」「33」「36」をひとつの枠として賭ける方法。
- 中段にある「2」「5」「8」「11」「14」「17」「20」「23」「26」「29」「32」「35」をひとつの枠として賭ける方法。
- 下段にある「1」「4」「7」「10」「13」「16」「19」「22」「25」「28」「31」「34」をひとつの枠として賭ける方法
の3種類があります。
WYBWYPシステムでは、ダズンベットかカラムベットのいずれかを選択し、3ヶ所の中から1ヶ所に賭けていきます。
賭け金も予め決められているため、賭け金の合計額・利益・損失が事前に分かる点がメリットです。
WYBWYPシステムを使った賭け方
続いて、WYBWYPシステムの具体的な賭け方を解説します。
WYBWYPシステムの使い方と手順
WYBWYPシステムの賭け方は、非常にシンプルです。使い方の手順をご覧ください。
- 1単位の賭け金を決める。賭ける場所は、ルーレットのダズン・カラムの好きな場所1ヶ所。
- 1ゲーム目は1単位を賭ける。勝てば、そのセットは終了。
- 負けた場合は、2ゲーム目も1単位を賭ける。勝てば、そのセットは終了。
- 負けた場合は、3ゲーム目に2単位を賭ける。勝てば、そのセットは終了。
- 負けた場合は、4ゲーム目に4単位を賭ける。勝っても負けても、4ゲームでそのセットは終了。繰り返す場合は、最初に戻る。
各ゲームでの収支は、このようになります。
ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 |
賭け金 | 1 | 1 | 2 | 4 |
累計賭け金 | 1 | 2 | 4 | 8 |
払い戻し額 | 3 | 3 | 6 | 12 |
累計損益 | 2 | 1 | 2 | 4 |
WYBWYPシステムは、「1単位・1単位・2単位・4単位」という順番で賭けていき、勝った時点でそのセットは終了します。
4ゲーム中のどこで勝っても、利益が出ます。また、4連敗した場合の損失は8単位です。
最大損失が8単位なので、賭け金を多少大きくしても破産のリスクは少ないといえます。
ゲーム数 | 連敗確率 |
1 | 約66.67% |
2 | 約44.45% |
3 | 約29.63% |
4 | 約19.75% |
WYBWYPシステムのシミュレーション例
WYBWYPシステムの概要が分かったところで、ヨーロピアンルーレットを使って実践してみましょう。
賭け方のルールは、このように設定しました。
- 1単位の賭け金は1ドル
- 賭ける場所は「25」から「36」のダズンベット「3rd12」で固定。
それでは、実践開始です。
まず、1単位の1ドルを「25」から「36」の「3rd12」に賭けます。

結果は「赤の21」だったので外れました。
賭け金の1ドルは没収されて、累計損益は-1ドルでスタートです。
2ゲーム目の賭け金は、1ゲーム目と同じ1単位の1ドルです。
1ゲーム目と同じく、ダズンベットで「3rd12」に賭けます。

結果は「黒の4」だったので、外れ。
賭けた1ドルは没収され、累計損益は-2ドルになりました。
3ゲーム目では、2単位の2ドルを「3rd12」に賭けます。

結果は「赤の5」だったので外れて、3連敗。
2単位の2ドルを賭けたので、累計損益は-4ドルになります。
4ゲーム目は4単位の4ドルを賭けます。
賭ける場所は3ゲーム目までと同じ「3rd12」のダズンベットです。

結果は「赤の36」で、ようやく勝てました。
4単位の4ドルを賭けて、配当は3倍なので12ドルが払い戻されました。
賭けた4ドルを引くと利益は8ドルとなり、これまでの累計損益-4ドルと合算すると、最終的な損益は+4ドルでセット終了です。
今回の収支を表にしました。
ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 |
賭け金 | 1 | 1 | 2 | 4 |
勝敗 | × | × | × | ○ |
払い戻し額 | 0 | 0 | 0 | 12 |
累計損益 | -1 | -1 | -4 | 4 |
このように、4ゲーム中のどこかで勝てば利益が残ります。
難しい計算式も必要なく、4ゲームでセットが終わるため初心者でも気軽に実践できますね。
WYBWYPシステムのメリット
WYBWYPシステムのメリットは以下の3つになります。
- 短時間でセットが終了する
- 勝率が高い
- 賭け金を上げやすい
それぞれのメリットについて、詳しく解説します。
短時間でセットが終了する
WYBWYPシステムは、最短で1ゲーム、最長でも4ゲームでセットが終了します。モンテカルロ法やオスカーズグラインド法のように、勝負が長引くこともありません。賭け金の計算方法も1→1→2→4と決まっていますから、簡単に実践できる点がメリットです。
「ライブカジノは時間がかかるからやらない」という人でも、4ゲームで終わりますからライブルーレット向けの手法ともいえます。
勝率が高い
もう一度、連敗確率の表をご覧ください。
ゲーム数 | 連敗確率 |
1 | 約66.67% |
2 | 約44.45% |
3 | 約29.63% |
4 | 約19.75% |
ダズンベット、カラムベットの勝率は約3分の1ですから、4回ルーレットを回せば理論上は約8割の確率で勝てることになります。
したがって、1回あたりの利益は大きいとはいえませんが、短時間で効率よく資金を増やすことが可能です。
賭け金を上げやすい
WYBWYPシステムは、最大損失が8単位と決まっています。同じ3倍配当に有効なココモ法と比較すると、連敗しても賭け金が大きく跳ね上がることがないため、1単位の賭け金を大きく設定しても大丈夫です。
WYBWYPシステムのデメリット
WYBWYPシステムのデメリットは以下になります。
- 勝利時の利益が少ない
- 連敗すると損失を取り戻すのに時間がかかる
それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
勝利時の利益が少ない
WYBWYPシステムの収支表をもう一度ご覧ください。
ゲーム数 | 1 | 2 | 3 | 4 |
賭け金 | 1 | 1 | 2 | 4 |
累計賭け金 | 1 | 2 | 4 | 8 |
払い戻し額 | 3 | 3 | 6 | 12 |
累計損益 | 2 | 1 | 2 | 4 |
下段の累計損益が勝った時の利益になるのですが、最大でも4単位です。WYBWYPシステムは、リスクを抑えてコツコツ稼ぐことをコンセプトに作られているため、「パーレイ法のように連勝時に一気に稼ぎたい。」という人にはオススメできない投資法になります。
連敗すると損失を取り戻すのに時間がかかる
WYBWYPシステムでは、4連敗時の最大損失が8単位になります。勝った時の利益が少ないため、4連敗で損切りするセットが偏ると損失を取り戻すのが難しくなってしまうのが、WYBWYPシステムのデメリットです。

6.WYBWYPシステムが使えるゲーム
WYBWYPシステムは、アウトサイドベットエリアのダズンベット・カラムベットを使用した投資法ですので、ルーレットのみで使えます。

ダズンベットを選んだ場合には、「1st12」「2nd12」「3rd12」の3カ所のうち1ヶ所に賭けます。

カラムベットを選んだ場合には、右端の「2:1」の3ヶ所のうち1ヶ所を選んで賭けます。
ルーレットを選ぶ際は、必ず「0」が1つのヨーロピアンルーレット、フレンチルーレットを選んでください。
アメリカンルーレットは、「0」が2つあるため勝率が下がってしまいます。
WYBWYPシステムのまとめ
今回は、31システムを改良したWYBWYPシステムを紹介してきました。最後に要点をまとめます。
- 1セットが最長でも4ゲームで終了するため、短時間で実践できる
- 理論上の勝率が約80%なので、安定して資金を増やすことが可能
- 賭け金を1→1→2→4と上げていき、4連敗しても最大損失は8単位とローリスク
- 勝ったときの利益は最大でも4単位と少ない

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